怖がらせにきているのか笑かしにきているのか・・・。
元はエイプリルフールネタだったのに嘘から出た実というか何と言うか・・・。
まあよく実現したよな、こんな企画。
「オデッセイ」以来の2度目の4DXでしたがメガネ族には厳しいですね、アレ(笑)
そんなメガネにワイパーが欲しい筆者の話は置いといてそろそろ内容の話に移ろうかな。ストーリーはこんなカンジ。
その映像を見ると貞子から電話がかかってきて2日後に必ず死んでしまうという「呪いの動画」を見てしまった女子大生の有里。そして、入ったら行方不明になるという「呪いの家」に足を踏み入れてしまった女子高生の鈴香。共に呪いをかけられた2人を救うために立ち上がった霊媒師の経蔵は、貞子と伽椰子を戦わせるという秘策に打って出る
映画.comより引用
なんだかんだでちょっとワクワクしたしな(笑)
まあ実際本編で聞くと何言ってんだコイツ感もハンパないですが(笑)
ケン・ワタナベも言ってた、バケモンにはバケモンぶつけろって。
死ぬ役ははじめっから死ぬ役然として登場してすぐ死ぬみたいな(笑)
謎を残さないという意味では非常に明快な語り口だったのですが、本家の「呪怨」みたいにあえて伏線として謎が残してある方が個人的には好みなのでそこはちょっと残念でした。
とりあえず危うきに近寄る、それがホラーヒロインの鉄則!
一緒に呪われる友人役の佐津川愛美が取り乱しまくるのに対して、しっかり者でバランスを取るポジションだったから全体的に地味な印象になるのはしょうがないのかな。
そして、伽椰子に呪われる第二ヒロインの玉城ティナですが演技云々の前に画面に映る度目がデカい!って驚きますね、清々しいくらいに普通の高校生感がないです(笑)
あと、そんな女の子たちを救うために奔走する霊媒師のでこぼこコンビだが、B級ホラー感まき散らし装置としてよく機能してたと思うぜ、菊地麻衣の子役臭100%演技も個人的にはツボ(笑)
デカい目はホラーに映えますな。
元々の演技がこれだったのか、演出付けられてこの演技になったのか気になる菊地麻衣ちゃん。
出現したら必ず憑り殺すワンショットワンキルな二人なだけに、出現するけど取り逃がすみたいなハラハラシーンを作れないのが難しいところですね。
なかなか出番ないんだし、最初かクライマックスの出現シーンくらいはじっくりやってほしかったなぁ。
人間側にはエクスペンダブルズ的なショットがあるのに!
企画自体がハチャメチャなのにテンポよくまとめたなぁというところで悪い感情はないのですが、個人的には観ているうちにあれもこれもとない物ねだりしたくなる作品でした。
では今回はこのくらいかな、じゃあの。
ではまた~。
ラストに流れることでなんか後味スッキリになる良い曲