貞子vs伽椰子 ~LET THEM FIGHT!~

怖がらせにきているのか笑かしにきているのか・・・。

どうもです。今回は「貞子vs伽椰子」について話していきましょう。

この映画は白石晃士監督の2016年の作品だ。
元はエイプリルフールネタだったのに嘘から出た実というか何と言うか・・・。
まあよく実現したよな、こんな企画。

公開前のPR活動含めてあまりにもネタ臭が強すぎて最初は観に行くのをためらっていた筆者でしたが、観た人の評価が意外に好評なのとなんだかんだで気になっては観に行ってみたようです、しかも4DXで・・・。
「オデッセイ」以来の2度目の4DXでしたがメガネ族には厳しいですね、アレ(笑)

このギミックでプシャッって水かけられるたびに真顔でメガネを拭くことになって逆に没入感なくなるんだよな。
そんなメガネにワイパーが欲しい筆者の話は置いといてそろそろ内容の話に移ろうかな。ストーリーはこんなカンジ。

 


その映像を見ると貞子から電話がかかってきて2日後に必ず死んでしまうという「呪いの動画」を見てしまった女子大生の有里。そして、入ったら行方不明になるという「呪いの家」に足を踏み入れてしまった女子高生の鈴香。共に呪いをかけられた2人を救うために立ち上がった霊媒師の経蔵は、貞子と伽椰子を戦わせるという秘策に打って出る

映画.comより引用


 

なんか色々あって呪いのビデオ観ちゃった2人の女子大生。2日後に訪れる死へのカウントダウンに怯える2人に迫る貞子の影!大学教授も霊媒師もお手上げの今、残された秘策はただ1つ、貞子に伽椰子をぶつけるというヤケクソ作戦だけだった・・・!という話です。ストーリーからハチャメチャですね(笑)

とは言えどんな方法で貞子と伽椰子を対決させようとしても無理が出るから、そう考えるとこんな無茶苦茶な企画の中で非常に上手くやった方ではないかと思うぜ。
なんだかんだでちょっとワクワクしたしな(笑)

予告編でも聞ける安藤政信のバケモンにはバケモンをぶつけんだよ!というセリフはちょっと怪獣映画を彷彿とさせてなかなか良いセリフだなぁと思ってしまいました。
まあ実際本編で聞くと何言ってんだコイツ感もハンパないですが(笑)

ケン・ワタナベも言ってた、バケモンにはバケモンぶつけろって。

次にそんなハチャメチャなストーリーの語り口についてだが、とにかくフラグを立ててはすぐ回収っていう流れを繰り返していたのが印象的だったな。
死ぬ役ははじめっから死ぬ役然として登場してすぐ死ぬみたいな(笑)

主人公たちのメインストーリー以外は場面転換を跨いで語られることがほぼないですよね。
謎を残さないという意味では非常に明快な語り口だったのですが、本家の「呪怨」みたいにあえて伏線として謎が残してある方が個人的には好みなのでそこはちょっと残念でした。

とりあえず危うきに近寄る、それがホラーヒロインの鉄則!

次に登場人物だが、貞子に呪われる第一ヒロインの山本美月は可もなく不可もなくっていう印象。
一緒に呪われる友人役の佐津川愛美が取り乱しまくるのに対して、しっかり者でバランスを取るポジションだったから全体的に地味な印象になるのはしょうがないのかな。

あと死に役たちのキャラが異常に濃いのも地味ヒロイン感を加速させてますね(笑)
そして、伽椰子に呪われる第二ヒロインの玉城ティナですが演技云々の前に画面に映る度目がデカい!って驚きますね、清々しいくらいに普通の高校生感がないです(笑)

とはいえ、そんな女の子たちがみんなカワイく映ってたのは監督のウデなのかな、良かったぜ。
あと、そんな女の子たちを救うために奔走する霊媒師のでこぼこコンビだが、B級ホラー感まき散らし装置としてよく機能してたと思うぜ、菊地麻衣の子役臭100%演技も個人的にはツボ(笑)

デカい目はホラーに映えますな。

元々の演技がこれだったのか、演出付けられてこの演技になったのか気になる菊地麻衣ちゃん。

最後にメインディッシュの貞子と伽椰子ですが、思いのほか出番が少なかったですね。
出現したら必ず憑り殺すワンショットワンキルな二人なだけに、出現するけど取り逃がすみたいなハラハラシーンを作れないのが難しいところですね。

あと、貞子のテレビの中から少しずつ迫ってくる描写であったり、伽椰子の上の階でドスンて音がして何かが這い降りてくる描写であったり、テンプレだけどタメのある出現シーンがなかったのが非常に残念。
なかなか出番ないんだし、最初かクライマックスの出現シーンくらいはじっくりやってほしかったなぁ。

人間側にはエクスペンダブルズ的なショットがあるのに!

そろそろまとめに入りますが、
企画自体がハチャメチャなのにテンポよくまとめたなぁというところで悪い感情はないのですが、個人的には観ているうちにあれもこれもとない物ねだりしたくなる作品でした。

観てて飽きさせない作品ではあると思うから、興味のある人はせっかくなら映画館で観た方が楽しめるんじゃないかなと思うぜ、だが4DX、お前は許さん!
では今回はこのくらいかな、じゃあの。

4DXについては完全に個人的な逆恨みじゃないですか・・・。
ではまた~。

 

 

ラストに流れることでなんか後味スッキリになる良い曲

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