レプティリア ~出来の悪い子ほど・・・~

なんかポスター画像もすごい安っぽいぞ!

どうもです。
今回は「レプティリア」について話していきましょう。

この映画はトビー・フーパー監督の2000年の作品だ。
正直ソフトをお店で見かけるまでトビー・フーパーがこんな作品撮ってたことも知らなかったぜ(笑)

劇場公開されていないうえにWikipediaにも作品ページがないですからね・・・(笑)
筆者はこの作品、お店でフラッと見た棚に置いてあったのでなんとなく買ってしまったようです。
普段ここまでなんとなくで買うことはあまりないのですがこの作品はなぜか買っちゃったんですよね。

そんな安かったわけでもないし、なんでだろう・・・なんか怖い(笑)
ではそろそろ内容の話に移ろうかな。
ストーリーはこんなカンジ・・・と思ったけど引用できるところが見つからなかったので今回はナシ(笑)


ボートで湿地を旅する若者の一行、恋や遊びなどどうでもいい甘酸っぱい青春を送る一行に伝説の巨大クロコダイルが襲いかかる!ざまあみろ大変だ!という話です。
まあ特に変わったところのないオーソドックスなアニマルパニック作品ですね。

バカな若者たちが自然の中に入っていってトラブッて取り残されて食われるっていうパッケージの“5年間の構想を経て作り上げた~”ってところを思わず二度見してしまうくらいのテンプレ通りの作品だったな。
この作品に5年てその5年間トビー・フーパーは相当なスランプだったんじゃないかと思ってしまうぜ(笑)

5年かかってこの子が生まれました!

次に登場人物についてですが、バカな若者が5、6人とその他食われるために出てくるオッサンが2人出てくる程度のコンパクトな構成でこれもいたってオーソドックスですね。
またどの人物も大して重要じゃないので見分けられなくてもいいという点もいつも通りです(笑)

またそのどうでもいい登場人物たちが繰り広げる人間ドラマもいたってどうでもよくて途中からはよ食われろや!と思ってしまうのもおなじみだな(笑)
そんな登場人物たちだが、特筆すべき点があるとするとみんな演技がヘタクソという点だぜ・・・。

英語の演技なんでちょっと棒程度なら正直分かんないですし、アニマルパニックなんで演技なんてそんな気にもしてないハズなんですが、今回はそれにしてもあまりに緊迫感がない演技で驚きましたね(笑)
これに関してはトビー・フーパーの見せ方も問題ある気もしないでもないですが・・・。

今回の犠牲者の皆さん

次この映画の主役であるクロコダイル君だが、今までボロクソに言ってきたこの作品だけどコイツについては割と好きだったりするかも(笑)
ハリボテとCGがシーンによって使い分けられていてどっちもちゃちいことはちゃちいんだけど愛嬌がある。

ハリボテのシーンは鈍重でCGのシーンは意味不明にスピーディーなので動きの整合性あんまり取れてないところも甘さがあって素敵です。
またCGのワニの足がちょっと細くて頼りないところは萌えポイントですね。

あとハリボテについては噛む動作に明らかに力感がこもっていないところとか微笑ましいよな。
なんか好きと言いながら粗ばっかりボロクソに言ってる気がしないでもないが、出来の悪い子ほどカワイイとか言うだろ、そういうことだ!

こっちはハリボテの方

最後にラストについてですが、なかなか衝撃と言いますか、脱力するラストでビックリしましたね。
ずーっとほぼテンプレ通りのような進行をしてきて、最後にテンプレから外してさらに意味の分からないラストを持ってくるところはある意味すごいと思います(笑)

一応序盤にラストへつながる伏線は張ってあるんだけど、その伏線をそういう使い方しちゃいますかみたいな斜め上のオチだよな。
このオチ見ると、爆発オチって無理矢理だけど全然納得できるオチなんだなと思ったり思わなかったり(笑)

美女危うし!衝撃のラストを見逃すな!

そろそろまとめに入りますが、
オーソドックスなアニマルパニックものとして特筆すべき点はそんなないですが、とりあえずクロコダイルはカワイく撮れている楽しい作品だと思います。

トビー・フーパーの作品でちょっとだけ期待しちゃったからボロクソ言ってるけど、アニマルパニックとしてはそんなヒドイ作品というわけではないから好きな人は観てみてはいかがだろうか。
では今回はこのくらいかな、じゃあの。

こんだけ言った後、最後にちょっとだけフォローしてももう手遅れな気がしますけどね(笑)
ではまたー。

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