キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー ~カンフー&キアヌ!~

中国語で期努・里維斯!

どうもです。
今回は「キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー」について話していきましょう。

この映画は邦題にも入っている通りキアヌ・リーブス監督の2013年の作品だ。
どうやらこの作品が初監督作品になるみたいだぜ。
初監督作品がカンフーアクションってなんかスゲーな(笑)

「47RONIN」に主演で出てたり初監督作品がこれだったり、これからのキャリアが変な方向に向かっていってしまわないかちょっと心配です(笑)
筆者はこの作品、そんなキアヌ・リーブスを応援したいと思い観に行ってきたようです。

それはアレか、もっと変な方向に突っ走れって言う意味の応援なのか・・・?
ではそろそろ内容の話に移ろうかな。
ストーリーはこんなカンジ。


太極拳を学ぶタイガーは、取り壊されそうになっている師匠の寺院を守るため、各地の格闘技大会に出場して賞金を稼ぎながら、太極拳の普及にも努めていた。闇の格闘大会を主催し、その模様を全世界に配信しているドナカは、そんなタイガーに目をつけ、大会に招く。タイガーは次々と強敵を倒していくが、次第にドナカの組織に対して疑念を抱き始まる。
映画.comより引用


太極拳を修業中の真面目な青年、タイガー君。取り壊しの危機に瀕しているお師匠様のお寺の補修費用を得るためにキアヌの経営する警備会社からのスカウトを受けることにした彼だったが、そこで待っていた仕事は警備ではなく裏闘技場での死闘!そう、キアヌの会社はブラック企業だったのだ!という話です。
キアヌが監督なのでアメリカの映画かと思ったらほとんど中国香港映画といった雰囲気でしたね。

中国の映画にキアヌが一人だけ招かれて参加しているといったカンジなのかね?
ストーリーについては単純でそんないい出来のものではないけど、余計な人間ドラマをグダグダとやったりせずストーリーはおまけでいいってカンジの作りは好感が持てたぜ。

カンフーアクションのシーンを多めにとってくれていたり、お客が何を目当てに観に来ているかちゃんと分かって作ってあるなという気がしましたね。
そう、観たいのはカンフーとキアヌ!あとはどうでもいいんです!(笑)

キアヌ「業務内容は裏闘技場での死闘です。」
タイガー「もしかしてこの会社・・・ブラック!?」

そんな観たい要素の一つのカンフーくんもといタイガー君だが、真面目な青年という設定だから間違ってはないんだけど何とも言えない地味さというか華のなさがちょっと気になったな。
まあカンフーもとい太極拳アクションで楽しませてくれる無問題だけどな!(笑)

演技についても真面目な青年が段々殺意の衝動に囚われてしまうという展開になるのですが、殺意の衝動に囚われてもイマイチ鬼気迫ったカンジが少ないのがちょっと残念かなと思います。
まあカンフーもとい太極拳アクションで楽しませてくれるから無問題ですけどね!(笑)

一生懸命業務に励むタイガー君

次にみんな大好きキアヌ・リーブスについてだが、警備会社のボスでクールを装っているけど裏には狂気も少し感じさせる変態という楽しそうな役柄だったな。
とは言っても演技は割といつものキアヌ・リーブスだけど(笑)

キアヌが狂った演技してても今回はなんかあんまり怖くなかったですね(笑)
“あっ!キアヌが狂った演技してる!”みたいな可愛さの方が先に来てしまうのでちょっとニヤニヤしてしまう方が多かった気がします(筆者にそっちの気はありません)

長椅子に一人・・・

まさかセルフパロディ!?

最後にカンフーもとい太極拳アクションについてだが、適度にワイヤーアクションも使いながらなかなか見応えのある格闘シーンになっていて良かったと思うぜ。
戦う相手もちょっとずつファイティングスタイルが違うのが面白かったし。

主演のタイガー・チェンはもちろん敵役の人たちもしっかりアクションが出来る人たちが揃ってる感がありましたね。
その中でキアヌ・リーブスがラスボス的な立ち位置でマトリックス以来のカンフーを披露するんですが、ラストバトルがキアヌなのはちょっと失敗だった気がします。


他のアクションバリバリの人と比べるとどうしても動きの速さとかキレがちょっと劣る感はあったな。
まあその分スローモーションを多用したりボコォ!みたいな重めの効果音を付けたりといろいろ工夫してて微笑ましく観れたから良かったんだけど(笑)

動きが鈍いのではない、重厚な動き・・・とでも言ってもらおうか

そろそろまとめに入りますが、
ストーリーなどはそんな良い出来ではないですが邪魔にはなってないですし、カンフーとキアヌの少なくとも二つはちゃんと楽しめる作品だと思います。

カンフーとキアヌのどちらかが好きな方は興味があれば観てみてもいい作品だと思うぜ。
では今回はこのくらいかな、じゃあの。

みなさんもキアヌがあらぬ方向に突っ走っていく勇士をこの目で見届けましょう!(笑)
ではまたー。

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